先日、パラグアイから民宿小林のお母さんがお越しくださりました。
民宿小林は、パラグアイの日系人の方々が住むイグアス移住地にあり、日本人旅行者から絶大な人気がある宿です。
パラグアイのイグアス移住地はこんな所です。
私たちは2014年の世界一周中に民宿小林を訪れました。



その町の離れに民宿小林があります。

辺りは赤土と畑、それに青い空。

夜は衛星や流れ星が見えるほど空が澄んでいます。

そして、敷地内にはジョンコという名前の犬と子猫達、ネイマールにそっくりな馬(ちなみに今は動物が多くなっているらしい)。
そんな大自然や動物達もこの宿の大きな魅力の一つですが、一番の魅力はこの家の主である心の広いお母さんとラテン人の様に明るく陽気なお父さん。
お二人の人柄に惹かれ、この宿から抜け出せなくなる人が常に続出。
日本人の中長期旅行者からは世界最高の宿ともいわれています。
そんな民宿小林のお母さんが約20年ぶりに帰国され、わざわざガロホステルまでお越しくださりました!
まさか小林のお母さんがお越しくださるとは思いもしなかったので感激でした。
また、イグアスの小学校で長年教師をされていたご友人や当時私達と一緒に民宿小林に滞在していた方々も駆けつけてくださりました。
皆さんも民宿小林のお母さんが帰国する事を知り、遠方から仕事終わりや仕事の休暇を取って駆けつけて下さりました。
宿のことやイグアスのこと、他にも色々とお話しをさせて頂きました。
お母さんからお聞きするお話しは意義深く、勉強になる事ばかりです。
普通の人が経験しないような実体験も交えながら、思った事をオープンかつストレートにお話ししてくださるので、いつも思わず聞き入ってしまいます。
民宿小林で滞在していた時にお母さんからお話しして頂いた事は、今でも鮮明に覚えており、私の原動力の一つになっています。
今回もとても活力を頂きました。
お母さん達が神戸にお越しくださった日の夜は、日本三大夜景でもある摩耶山掬星台の夜景を見に行きました。

そして、翌朝は北野異人館のスターバックスへ。
その後、せっかくなので近くにある『海外移住と文化の交流センター』へ立ち寄ってみました。

ここは神戸港から南米、特にブラジルへ渡った日本人移民の方々が出港前に滞在されていた建物で、今は博物館になっています。
館内には移住された方々やこの建物に寄付された方々のお名前が書かれているコーナーがあります。
イグアスの方々は、殆どが横浜港から移住されたそうなので、お知り合いの方のお名前はないだろうと思っていました。
しかし、なんと予想外にここで民宿小林のお父さんのお名前を発見!

お父さんがこの建物に寄付されていたらしく、10年ほど前からずっとお名前があるそうです。
小林のお母さんも驚いていましたが、こんな近所にお父さんのお名前があったなんて私達もびっくりです。
もしかすると民宿小林ファンの聖地になるかもしれません(笑)
ちなみに他のお知り合いの方々のお名前も沢山あったそうです。
ハードスケジュールのなか、立ち寄って頂いた甲斐があって良かったです。
短い帰国期間にも関わらず、わざわざご滞在頂いて深謝です。
いつか絶対に民宿小林へ再訪します。
お母さん、この度は本当にありがとうございました。